家系図コラム

ファミリーツリー

2012年7月1日|カテゴリー:

ジョージ・クルーニー主演映画「ファミリーツリー」をご覧になりましたか。
ファミリーツリー 劇場予告編より
(ファミリーツリー劇場版 予告Gyao!より画像をお借り致しました。)
私はあいにくタイミングを逃し、レンタルされるのを楽しみに待っています。

数年前、結婚されるご子息に家系図(系譜)を作成して贈りたいとのご依頼がありました。
お客様が書いた先祖がどのように生きて来たかという文章の後に、ご自分の家の家訓を
書かれ最後に罫線で結ばれた系図を入れました。お客様のご子息に対する思い、愛情が
込められた素敵な家系図が仕上がりました。
先祖が様々な時代を生き抜き今に繋いでいること、お父様が大事に
守られてきた家族の教えを大切に、新しい家族を築いて行かれることでしょう。
巻物を作ることで少しでもお役にたてた事をうれしく思ったご依頼でした。

ファミリーツリー

家系図プランナーの仕事

2012年6月28日|カテゴリー:

家系図プランナー。

私の仕事はお客様の話をとにかく良く聴くことです。
家系図の作図を書くためには、お客様の思いを受け止め形にしていくお手伝いをさせていただきます。
時には長い期間をかけて系図を仕上げることもございます。

以前家系図のご依頼を受けお伺いしたところ、資料はなく紙にご自分と祖父母までの簡単な図がご用意されていました。「こんな図をどうしたらいいのか・・・」とご心配そうな様子
そこからどの位お話をしたでしょうか話は幼少時期のご両親との楽しい話やご旅行の話など、聴きながら系図も少しづつ膨らみ最後に「小さい頃よく遊びに来ていた親類の方は誰だったんでしょう・・・」とお引っ越しを機にお会いしなくなり、「親類」とだけ記憶にあるとのことでした。
その後は戸籍の収集をお手伝いさせていただき、その中に気になっていた親類の名前も見つかり家系図も完成致しました。

家系図の中にはお客様と家族の楽しい思い出がいっぱい詰まっていました。

 

 

家系図プランナーの仕事

海外の家系図も日本の家系図も、根本的な考えは一緒。

2012年6月17日|カテゴリー:

海外でも家系図はブームになっています。
ホビー(趣味)としてルーツを探るということで定着しているようです。
海外の家系図は縦につながっている、ファミリーツリーと呼ばれるものが一般的。

また、アメリカのユタ州ソルトレークシティーに、末日聖徒イエス・キリスト教会の世界最大規模の家族歴史専門図書館があり、そこでは、系図をマイクロフィルムで保存し、一般に公開しています。
膨大な記録が集まり貯蔵空間が足りなくなっため、1963年にはユタ州グラナイト山に、天災、人災から守れる記録保管庫を作り、系図を最高の状態にコントロールされた場所で厳重に保管しているそうです。

日本の家系図は横に繋ぐタイプが一般的。
日本の伝統技術でつくる家系図巻物は、和紙、墨、糊など昔から使われてきた材料をそれぞれの特徴を活かしながら使い、100年も保存することが可能です。

家系図という家族の宝を、人類の遺産を、長く保存し伝えて行きたいという想いは、海外も日本も一緒です。

和生堂は日本の伝統的技術で長期保存ができる家系図巻物をこれからも作っていきたいと思います。

海外の家系図も日本の家系図も、根本的な考えは一緒。

日本の四季を過ごす家系図巻物。

2012年6月17日|カテゴリー:

和生堂の家系図は巻物仕立てになっています。
伝統技法と自然素材で丁寧に時間をかけて作っています。

昔の表具師さんは、全て手作業で、自然素材を用いて巻物を仕立てていました。自然素材そのものの性質を最大限活かすため、試行錯誤を繰り返してきました。

自然素材の生麩糊と和紙、墨を用いた巻物は、一年かけて乾かすこともあったようです。
和紙は湿度の高いときは水分を吸収、湿度の低いときは水分を放出するということを自然に行います。
さらに、墨は和紙によく浸透し繊維に絡みついて、長い年月に耐えるようになります。
四季の移り変わりのなか、昔の表具師はさまざまな経験を経て、素材の性質を見つけてきました。

日本の風土にあった強い巻物が出来るようになったのも、昔の表具師さんの知恵や経験によるものです。
そんな職人の知恵を受け継ぎ、和生堂の表具師も昔ながらの技法にこだわり、さらにオリジナルを加え丁寧に作っています。

家系図巻物と一緒に四季を感じながら、ご先祖さまとの思い出に
浸ってみるのはいかがでしょう・・・。

日本の四季を過ごす家系図巻物。

家族の物語を残す。それも家系図の役目です。

2012年6月17日|カテゴリー:

家系図というと、『ちょっと敷居が高い』『家系図を残すほどの家でもない』
と考える人は多いかと思います。

でも、だんだん回りの方が亡くなっていくと、その人たちの生きた証や思い出、さらには繋がりを残したいという気持ちになってくるようです。家系図を作るとは家族の物語を残すことでもあります。

戸籍謄本などをみてみると、知らない土地とか、知らない苗字とか、知らない名前なんかもあるようです。
その当時では、めずらしいかわいらしい名前の人がいたり、
「なぜ、この名前をつけたの?」というような不思議な名前があったり・・・。
名前を見ていくだけでも、いろいろな発見があります。

まったく正反対の土地に嫁いだ人がいたり、もしかしたら外国で暮らしている人がいるかも知れません。
その人がどんな経緯で、その土地にいったのか?
運命的な出会いをしたのかも。
新しい土地を開拓しに行ったのかも。
新しい仕事を見つけにいったのかも。
もしかしたら大変な苦労があったのかも知れません。
いろいろと想像してしまいます。

ご先祖さまがなぜ亡くなったのかも分かります。大往生なのか、病死や戦死なのか、また、亡くなった年齢とか・・・。
ご先祖さま、ひとりひとりの生き方が家系図で見えてきます。
ひとつの物語として家系図を見ていけば、今までと違った世界が広がって家族を見つめなおすきっかけになるかもしれませんね。

家族の物語を残す。それも家系図の役目です。

未来への贈り物としての家系図。

2012年6月17日|カテゴリー:

家系図は家族の歴史です。
家系図のことをいろいろ調べてみて、一番興味がそそられたのは歴史上の人物の家系図です。

たとえば、徳川将軍家。
おなじみの家康から始まり、秀忠、家光、家綱、綱吉、家宣、家継、吉宗、家重、家冶、家斉、家慶、家定、家茂、そして江戸時代最後の将軍,慶喜。15代も続きます。もちろん現代まで徳川家は続いているわけで。。。

徳川家 家系図

この系図を見ていると、11代家斉の子供の多さに驚きます。
男子26人、女子27人も儲けたようです。
それに、正室、側室の家系を加えたらどこまで広がっていくのでしょう。

実際、スケートの織田信成選手は織田信長の子孫。
加山雄三さんは、500円札の岩倉具視の玄孫。
松田聖子さんの生家は、戦国時代の柳川城主だった蒲池氏の子孫。
テレビで見かける身近な人達も、歴史上の人物とつながっています。
もしかしたら、自分の家系にも歴史上の人物がつながっていたりして。。。
と、想像が掻き立てられます。

私たちの家系図も未来に受け継がれていきます。その家系図を見ながら、未来の子供たちがいろいろな想像を膨らませて話すことでしょう。
ちょっと楽しくなりませんか?

また昨年は東日本大震災があり、悲しいことがたくさんあったなかで、家族の絆が再確認されています。自分たちの生きた証を家系図として残しておくのは未来に向けてのタイムカプセルになるのではないでしょうか。

未来への贈り物としての家系図。

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