家系図コラム

戸籍と家系図の保存③

2013年2月21日|カテゴリー:

古い家系図をお持ちの方が追記(加筆)を御希望のケースがございます。
残念ながら全てに追記が可能ではありません。

■経年劣化の状態や巻物の品質

■追記可能な余白があるかどうか

■新たに余白を繋げる場合は古い巻物が耐えられるか

巻物の品質とは修復が可能な巻物かどうかです。
修復とは、直して元どおりにすることです。
家宝である巻物を長きにわたり
持つ為には、このことはとても大切な事です。

時々目にする古い家系図巻物は修復時期を過ぎ亀裂や折れが少しずつ現れ
和紙が外れていたり、虫食い被害にも遭われているものがあります。

古い巻物は比較的品質は良く、多少修復 時期を過ぎていても修復が可能です。
残念な事は亀裂が進み大事な情報が読み取れない事です。
情報を保存するための巻物が、正しく保存されずにいたり、修復時期をすぎても
放置されているのは悲しいことです。

家系図巻物は決して安価なものではありません。しかし家の家宝になり100年
200年・・・と
大事に守られていくその意味はとても大きいと思います。

お客様 が家宝として子々孫々伝えられる様
品質の良さはもちろんの事、扱い方、保管方法をお伝えしております。

品質が良くきちんと扱われて来た巻物が修復時期を迎え、和生堂に来た時、
大切にされきた心と共に、先人である表具師の技に改めて感動し勉強させて頂く
有り難さを感じます。

コンピュータ ー社会になり常に新しい物が日々あふれるなか、失ってはいけない心や
ものがあることを実感致します。
修復「旧裏打ち紙除去」

戸籍と家系図の保存③

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