表具師・小渕博由の家系図ブログ

補絹作業2

2012年8月4日|カテゴリー:表装

7月4日にご紹介しました補修作業の「補絹」(ほけん)の経過をご紹介します。

補絹
補絹補彩後
欠損した部分を絹糸の太さや織の間隔など
似ている絵絹を用い隙間が出無いようメスを用い切り 、
新しく絵絹を埋めて補彩で色合わせしています。

様々な保存環境(海外も含め)人的被害・経年劣化も含め痛み方が異なります。
決して痛んでると言って諦めないで欲しいです。

補絹作業2

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