2013年3月19日|カテゴリー:表装
先日、材料の在庫確認したところ巻子本(巻物)の表紙部に使う「竹八双」の在庫が
少なくなっているのに気付き京都の材料屋さんにご連絡をしたところ竹八双を作る
職人さんがお亡くなり材料の入手が困難に成ったとのお返事が帰ってきました。
代替えの材料では真鍮などが有るとの事
しかし、昔ながらの古典的な材料で と拘り現在、竹 を加工出来る会社若しくは
個人の方を探しております。
今回の件で痛切に感じたのは今後様々な材料入手が困難になって逝く可能性が
あるという事、日本の伝統を継承していく事の難しさを痛感しました。
自然素材と伝統技法で、長期保存可能な家系図作成をしています。お気軽にお問い合わせください。