ご自身で作る家系図

ご自身で作る家系図

2012年8月26日｜カテゴリー： 家系図について

今年も残暑が厳しいですね。
皆様楽しい夏休みを過ごされましたでしょうか。
昨日から２４時間テレビ「未来」をテーマに放送されてますね。私も絆、家族など毎年のテーマに共感しつつ今年も楽しく視ております。

和生堂では今年の夏、戸籍収集からご自身で家系図を作りたいというお客様との出会いがありました。
早速一からサポートさせて頂きました。

家系図を作成するときに必要になる資料の一つに戸籍があります。
戸籍は皆様ご存知のように住民の出生から死亡までを届け出により記載し、親子や夫婦などの身分関係を公に証明するものです。
本籍のある役所でご本人が取得するこが出来ます。
戸籍謄本を取得することで、自分から父、祖父、曾祖父と順番に遡る事が可能です。

戸籍謄本にはそれ以外に本籍、出生、婚姻、養子縁組、没年など様々な情報が記載されています。また直系を辿りますが、傍系（兄弟、従兄弟等）も記載されています。

このような情報からご自身のルーツが見えてきます。

戸籍を取得する事はご自身で出来る事ですが、内容を読み取る作業、旧字や不明な地名、事柄様々な問題があり、なかなか収集が思い通りに進まない事もあるかと思います。
しかしご自身で収集し作図を完成させた喜びは、ひとしおかと思います。

お客様もご先祖様の故郷を知り感激しておりました。
何よりもご自身で辿る楽しさがとても伝わり、とても素晴らしい事だと私も再認識致しました。
戸籍を読み取りご先祖様に思いを寄せる事は、本当に良い先祖供養の機会となりましたとお話しを頂き嬉しいかぎりです。

和生堂では系図を長期に渡り保存をさせる形を作る事もとても大切にしておりますが、
お客様の家族、ご先祖様が時代を生き抜いて来た様を身近に感じ、思いを寄せ感謝の思いを繋いでいけるようにサポートして行く事がとても重要な事と受け止めております。

ぜひご自身で家系図を作成して実感して頂きたいと思います。

今後は自身で作る喜びやご先祖様のご供養等を実感していただけるような講座や巻物になる過程をご覧頂たり、巻物の装飾『砂子』などの体験もしていただきたいと、計画いたしております。

ご自身で作る家系図